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~小さな幸せをみつける生活~

看護学校ってどんなところ?

こんにちは。eicocoです。

 

看護学校を受験するみなさん、毎日勉強お疲れ様です。

私も高校生の頃は、部活を引退してから、本格的に受験勉強に励んでいた記憶があります。

推薦入試の人は、今月~来月辺りが試験日ですね。

一般入試の人も、年が明けたらすぐ試験だと思います。

そして、合格すれば晴れて看護学生となります。

 

看護学校の勉強って難しいのかな?」「どんなイベントがあるの?」

 

そんな疑問を持っている未来の看護師さんに、今日は看護学校がどんなところかを、簡単に説明していきたいと思います。

 

目次

 

  

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私が通っていた専門学校は、看護学科の他、救急救命士学科、柔道整復師学科、歯科衛生士学科などさまざまな学科のある専門学校でした。

その中での「看護学科」のご紹介となります。

 

生徒の割合

1クラス40名中

  • 男子学生3名
  • 社会人学生4名
  • 親元を離れ一人暮らし(または寮生活)12名
  • 卒業する前に辞めてしまった学生10名

今は、男の看護師さんも多くなってきているので、男子学生の割合はもう少し多いかもしれないですね。

実習が始まる2年生から3年生にかけては、実習の大変さに耐えきれず、辞めていく人が多かったです。

 

授業内容

専門分野の授業

 解剖生理学、病理学、薬理学、心理学、母性看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学…など。

高校の数学のように、「こんな計算とか大人になってから使うことある?」みたいな授業ではありません。

すべてが看護師になってから必要な専門的な知識ばかりです。

 

実技の授業

ベッドメイキング、環境整備、清拭、洗髪、血圧測定…など。

効率よく、シーツを敷くための、「シーツの畳み方」の練習もしたけど、看護師になってからシーツを畳むことなんてありませんでした…(-_-;)

卒業間近になると、生徒同士で採血の練習もします。

初めて人に針を刺す瞬間は、すごく緊張しました。手が震えました( ゚Д゚)

 

看護に関係のない授業 

2年生の時に、フラダンスの授業がありました。最初は、「フラダンスとか恥ずかしい!」とか思ってたけど、これが意外と楽しかったんです。

亜麻色の髪の乙女(歌:島谷ひとみさん)」の曲に合わせて踊りました。

難しい勉強の合間にフラダンスの授業があったことで、良い気分転換になったのかもしれませんね。

 

2年生の後半から3年生の後半までは、ほとんど実習に行くため、学校に来ること自体少なくなります。(実習については後日アップする予定です)

 

学校の行事

先輩たちとの交流会

入学するとすぐに、2年生の先輩たちとの交流会がありました。

教室でお菓子を食べたり、ジュースを飲んだりしながら、先輩たちとお話ししたり、看護学校ではどんなことをするのかを発表してくれました。

3年生の先輩は、すでに実習が始まっており、学校で会うこともほとんどなかったので交流することは少なかったです。

 

学校祭

学校祭では、出店を出したり、お笑い芸人が学校に来たりなど、とても盛大に行いました。

看護学科では1年生の時に、クラスTシャツを作って、出店はたこ焼き屋さんを出しました。

しかし、学校祭に参加できるのは1年生の時だけでした。

2年生になると、出店を出すことはなく、実習の準備の合間にちょこっと参加する程度。

3年生になると、ちょうど実習中なので、教室で実習の記録をしながら、窓からみんなが学校祭を楽しんでいる姿を見ているといった感じでした。

 

 戴帽式

2年生になると、看護学生としての最大のイベントとも言われる、「戴帽式」があります。

なんとなくのイメージはついていると思いますが、ナースキャップが一人一人に与えられます。

そして、ナイチンゲールの像からキャンドルに火を受け取り、ナイチンゲール誓詞をみんなで朗読します。

しかし今の時代、ほとんどの病院でナースキャップを廃止しているため、「戴帽式」を行わない学校も増えているみたいですね。

 

国家試験

3年生の2月後半頃、卒業見込みのある学生は看護師国家試験があります。

実習が11月頃に終わり、卒業前にレポートの発表会もあるので、それと同時に試験の勉強と、とても忙しい時期です。

国家試験の1~2ヵ月前は、1日10時間ほど勉強していた記憶がありますね。

 

最後に

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看護学校は、高校までの勉強とは違います。一番違うことは、責任の重さです。

勉強が難しかったり、実習が厳しいのは、これから命と関わる者としての責任を身につけるために、必要なことだからです。

 

しかし、看護学校はつらいことばかりではありません。

勉強や実習が大変な分、同じ志を持った仲間と助け合っていくことで絆が深まり、一生の友達ができます。

学校を卒業する頃には、入学したばかりの頃よりも、何倍も自分自身が成長したことを実感できると思います。

学生生活を楽しみながら、勉強も実習も、仲間たちと力を合わせて乗り越えていけることを願っています。